投資家心理 2009 11 14

 投資家というものは、
いつも夢を追いかけているようなものです。
つまり、投資とは、将来の成長を買うようなものだからです。
それがなければ、投資家は動かないでしょう。
 国家において、「節約主婦役」は必要です。
しかし、それだけでは投資を呼び込むことはできないでしょう。
 たとえ実現可能性が低くても、夢を語らないと、
投資家は動かないでしょう。
 今の日本には、夢がない。
そして、夢を語る人がいない。

主婦の会計 2009 7 12
 経費削減に努めることは大事なことです。
確かに、夫の1週間の行動を監視すると、無駄遣いが多い。
仕事に関係のない出費がある。
だから、もっと夫の小遣いが減らせる。
主婦の感覚からすれば、そう思うでしょう。
「あたしは、スーパーで1円単位で節約しているのよ」
 不景気な時代、政府レベルにおいても、
無駄な出費は削減しなければならない。
 しかし、それだけで終わってしまうならば、
主婦の会計と同じレベルでしょう。
 成長分野には、積極的に出費(投資)をする。
とりわけ、国際競争力がある分野には、
積極的に投資をすべきでしょう。
 現在、国際競争において、
伸るか反るかの勝負時にある自動車産業。
ハイブリッドカーにしても、電気自動車にしても、
世界レベルでは、伸るか反るかの勝負時、いや運命の分かれ目にあるのです。
 自動車産業が不景気になると、
大幅な税収減になることが、わかったでしょう。
これは、地方自治体レベルにおいても、身に染みて、わかったはずです。
 自動車産業は、税収において、「金のなる木」です。
自動車産業に大いに稼いでもらって、税収を確保する。
 もちろん、国家においても、「節約主婦役」は必要です。
しかし、当然、お金を稼ぐ夫の役割も重要でしょう。
 大げさに言えば、
今なら、1兆円投資して、2兆円回収できるという状態です。














































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